海外のアマゾンプライム会員とのサービス内容の比較
海外でのアマゾンプライムのサービス内容の比較
アマゾンプライム会員は、リーズナブルな会費で豪華な特典が受けられるサービスとなっています。
現在世界13か国で展開されているサービスです。
基本的なサービス内容は同じですが、その国独自のサービスも多数用意されているようです。
とくにアマゾンの母国アメリカでは、世界に先駆けたサービスも展開していて、時代の先取りをしています。
でも日本のアマゾンプライムも負けないぐらい充実したサービスとなっています。
ここからは、アメリカと日本のアマゾンプライム会員の違いについて比較していきたいと思います。
比べることで日本のアマゾンプライム会員の良さを再発見できるかもしれません。
そして、アメリカのアマゾンプライム会員の新しい特典はいずれ日本にも上陸するかもしれないという楽しみもあります。
ぜひ、海外のアマゾンプライム会員にも関心を持ってみることで、時代の最先端に出会えるかもしれませんね。
目次!
1-1.日本とアメリカのアマゾンプライムの料金プランの比較
2.日本とアメリカのアマゾンプライムのサービス内容の類似点とは
2-1.配送料の利点は比べられない
3.日本とアメリカのアマゾンプライムのサービス内容の特徴的な違いとは
3-1.新サービスも次々投入
4.海外のアマゾンプライム会員のまとめ
日本とアメリカのアマゾンプライムのサービス内容の比較
日本でアマゾンを利用されている方は、普段はあまり意識されていらっしゃらないかも知れませんが、実はアマゾンは日本だけでなく、アメリカなど海外にもあります(と言いますか、アメリカのアマゾンが本家です)。
そのため、同じアマゾンプライムという名称でも、日本のアマゾンと海外のアマゾンとでは、サービス内容が異なっている場合があります。
ここでは、アマゾンの本家であるアメリカのアマゾンを例にとって、日本のアマゾンとのアマゾンプライムのサービス内容の違いや類似点について、ご紹介していきます。
日本とアメリカのアマゾンプライムの料金プランの比較
日本のアマゾンもアメリカのアマゾンも、年間プランと月間プランの二本立てである点では共通しています。
気になる料金は、日本のアマゾンプライムでは年間プランが1年あたり3,990円、月間プランがひと月あたり400円となっています。
一方、アメリカのアマゾンプライムでは、年間プランが1年あたり99ドル、月間プランがひと月あたり10.99ドルとなっています。
1ドル=109円で換算しますと、年間プランが10,791円、月間プランが約1,187円に相当します。
日本のアマゾンプライムに比べますと、年間プランで約2.7倍、月間プランで約2.97倍となり、共に3倍近い料金の高さとなっています。
会費に関しては、かなりの違いがありますが、サービス内容はどうなのでしょうか?
それぞれのサービス内容については、次項以降でご紹介していきます。
日本とアメリカのアマゾンプライムのサービス内容の類似点とは
当然のことながら、アマゾンプライムのサービス内容は、日本とアメリカでは、ある程度、似通っています。
これは、アメリカがアマゾンの本家である関係上、最初はアメリカでアマゾンプライムの新サービスが始まって、のちに日本にも導入されるケースが多いためです。
たとえば、前項でご紹介したアマゾンプライムの料金の月間プランも、最初はアメリカのアマゾンで導入され、のちに日本にも導入されることになりました。
日本とアメリカのアマゾンプライムで類似しているサービスの代表的なものには、Prime Video、Prime Music、Prime Photos、Prime
Pantry等があります。
このうち、Prime Videoは対象作品が見放題になるというもので、日本のプライム・ビデオに当たります。
当然、作品のラインナップには違いがありますが、基本的には同系のサービスです。
2つめのPrime Musicは、日本でもPrime Musicと表記されており、同系のサービスです。
3つめのPrime Photosは、日本ではプライム・フォトと表記されています。こちらも、日米同系のサービスです。
4つめのPrime Pantryは、日用雑貨等を箱詰めにして送ってもらえるというもので、日本のAmazonパントリーに当たります。
ちなみにひと箱あたりの料金は、日本が290円なのに対し、アメリカは5.99ドル(約653円)となっています。
その他、名称や内容に若干の違いはありますが、無料の配送特典がある点などでも、両者は共通しています。
配送料の利点は比べられない
アメリカは広大な領土であるため配送料はバカになりません。
それでも、あまりかのアマゾンではかなりのサービスを提供しているようです。
1週間かかるところを2日で届けるサービスがあったり、配送料も条件付きですが無料の範囲が設けられています。
日本とアメリカの会費の違いは、配送でのコストの違いから発生している可能性が高いといえますね。
そしてその広大な領土のアメリカで実験中なのが、ドローンを利用した輸送システム「プライムエア」です。
まさに今注目のドローンを活用した配送をすることにより、物流の効率化を図る狙いがあるようです。
実用化されて、いつか日本でもドローンが配達、なんて時代が来るかもしれませんね。
日本とアメリカのアマゾンプライムのサービス内容の特徴的な違いとは
アメリカのアマゾンプライムにあって日本のアマゾンプライムにはない特徴的なサービスの代表的なものとしましては、Amazon Restaurantsが挙げられます。
これは、アマゾンプライム経由でレストランから料理を宅配してもらえるというものです。
もちろん、ある程度、近場のレストランに限りますし、アメリカは国土が広いですから対応していないエリアの方が多いのですが、フランス料理、インド料理、メキシコ料理など多彩なラインナップとなっており、活用法次第でなかなか楽しめそうなサービスです。
他にも、ゲームに関連したサービスであるTwitch Primeなど、日本のアマゾンとは一味違う特徴的なサービスが用意されています。
新サービスも次々投入
精肉や生鮮食品、野菜などを即日配達してくれるサービスですが、このほど日本でも、地域限定でサービスが開始されました。
サービスが少しずつ改良されて限定地域だけでなく日本中にサービス展開される日はそう遠くはないように思われます。
そして、現在は実験中である、アマゾンGoはレジが不要のAIコンビニというものも開発中と言われています。
お店から商品を持ち出せば、自動でクレジット決済がおこなわれるという仕組みで、レジに並ぶ必要がなくなります。
このように新しいサービスが次から次へと投入されて、ますますアマゾンプライム会員である特典が増えていくことになります。
海外のアマゾンプライム会員のまとめ
現在、世界中にアマゾンは広がり続けているといっても過言ではないでしょう。
そして、そのサービスによって、たくさんの人々が日々の生活を快適に送る手助けをしていてくれます。
アマゾンの本場アメリカでは、アマゾンプライム会員が8500万人を突破したと言われています。
アマゾンを利用している人の約6割の人が、アマゾンプライム会員に入会しているということで、その恩恵を受けているということです。
それだけ、充実したサービスであることがうかがえます。
そしてその充実したサービス内容は、海外のサービスと何ら引けを取らないといえますので、利用する価値は充分にあると言えます。
ただ、これだけ充実したサービスであるにもかかわらず、日本でのアマゾンプライム会員の登録人数は約300万人~400万人ほどではないかと言われています。
まだまだアメリカと比べると、遥かに少ない利用者数と言わざるを得ません。
サービス内容は問題ないことから、これから先、ますます増加していくことが予想されます。
そして、アマゾンプライム会員の特典も、さらに充実していくことでしょう。